HELIX VS HELIX Native 音の違いは?

作曲家&ギタリストの千本松@Jin_Senbonmatsuです。

今回の内容はギタープロセッサーのLINE6 HELIXのレビューです。
ただ、通常のレビュー記事はweb上に溢れるほどありますので
僕独自の切り口で挑みたいと思います!



他機種(Kemper AXE等)との比較も今回割愛します。
(こちらも既にたくさんweb上にあるので…。)

じゃあ何するの?

それは僕自身も購入する前&した後も気になっていた
HELIX(ハードタイプ) VS HELIX Native(プラグイン版)
の音の「質」です。

プラグイン版とハードタイプでどれぐらい「音」に差が出るのか?
多くの方が気になる所だと思います。



と、検証に入る前にまずザックリとご説明しますね!
HELIXのハードタイプには3種類のラインナップがあります。
しかし素晴らしい事にDSPのチップ等、内部回路は同じ。
筐体の素材や、操作パネル、背面の入出力の数等
いわゆる「外側」で価格差が出ています。

・HELIX Rack  約17,8000円







・HELIX Floor 約210,000円










・HELIX LT 約138,000円



そしてプラグイン版。

・HELIX Native  399$(2018年01月22日現在 約44,000円)











ハードタイプの機種にもよりますが
一番安価なHELIX LTでも価格差が約94,000円。

これは悩む所では無いでしょうか?

ライブ等は一切行わずDAWでの録音のみなら
Native版でも…やっぱり音もそれなりなのかな…?う〜ん…。

と、なっている方も多いはずです!


そこで今回「ある検証」を行いました。


まずは、詳しい検証内容について記載します。

・ハードタイプはHELIX LT(以下HELIX)を使用。

・HELIXで「掛け録りした音」と
「HELIXのプリアンプのみを使用したドライ音」の2系統を録音。

・ドライ音にはHELIX NativeにてHELIXと同一プリセットを割り当て
DAWから出力。

・上記2系統の音を聴き比べる。


以上の事を行ってみました。
ですので、下に置いてあるサンプルで
演奏面におけるニュアンスはHELIXとHELIX Nativeに相違はありません。


検証環境も記載します。
・DAW→Logic Pro Ⅹ
・オーディオIF→MOTU Traveler mkⅢ
・クロックソース→インターナル
・プロジェクトの録音サンプルレート→96kHz 24bit
・HELIXの出力サンプルレート→96kHz


それでは以下にそれぞれのサンプルを置いて行きますので
聴き比べてみて下さい。
(イヤフォン or ヘッドフォン等のリスニング環境を推奨します。)

まずはリード系音色




歪みちょい強めのドライブ音




クランチ系




クリーン系




いかがでしょうか?(せっかく96kHzで録ったのに
SOUND CLOUDの仕様でダウンサンプリングされていて残念ではありますが…。)

多くの方は「ほぼ同じ音」 or 「同じ音」に聴こえるのではないでしょうか?

僕も検証前は「プラグイン版がパッと聴きで解るぐらい劣る」と予想してました。
しかし検証後は「シャッフル再生されたら解らないかも…」というのが
正直な感想です。

みなさんはどう感じましたでしょうか?


それと、今回の検証で「ミスったーー!」という部分を告白しておきます(汗)

Native版を購入されるユーザーの大抵は、ギターからオーディオIFに直挿しで
マイクプリもオーディオIFの物、もしくはギター→マイクプリ→オーディオIFという
ルーティングで使われるパターンが最も多いと思います。

しかし今回の検証ではドライ音にHELIXのプリアンプを使用してしまいました。。。


「やっちまった。。。」


HELIXかHELIX Nativeで迷っているユーザーがHELIXのプリアンプなんて
使えないですもんね。。。

という訳でTraveler mkⅢとHELIXのドライ音を置いておきます。


まずHELIXのプリアンプを通したドライ音



次にTraveler mkⅢのマイクプリを使用したドライ音


うむ。。。やはりここは各々の個性が出ちゃってますね。
でもこの程度の入力の差ではそこまで違いは出ないかと思います(開き直り)

しかし、検証を終えてみてLINE6の技術力には驚きました。
ハードとプラグイン版で、よくこれだけ音を近づけたな〜と。
ハードのプリアンプ部も決して悪くないですし。(むしろ良い!)
Traveler mkⅢも高価な部類に入るIFですが
ギターを録るなら、僕は今後HELIXのプリアンプを使用していきます!

最後に肝心な「弾き心地」について書いてみたいと思います。

これはもうハード版が圧勝という印象でした。
やはり限りなくゼロレイテンシーなので。
しかし、この辺りは好みの部分もあると思うので
あくまで僕の感想です。


まとめ

ある程度良い入力系(オーディオIFやマイクプリ)をお持ちの方なら
HELIX Nativeでも全然イケる!


以上、HELIX VS HELIX Nativeでした。
ご購入の際の参考になれば幸いです。






 

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