まだまだ続きますよ〜!それではどうぞ〜!
すっかりU君のペースに飲まれてしまったみんな。
千本松はたじたじながらも付いて行くことに決めたのです。
ライブハウスと言っても超田舎。
現在の都内にあるような「ノルマ◯枚ね〜」というルールは無く
決まった金額を支払い、ライブスペースを借りて
その金額以上にチケットがさばければバンド側の利益に。
というノルマとはまたちょっと違ったシステムでした。
(解りにくくてごめんなさい。)
当時はWebやSNSも無く、ひたすら手売りでチケットをさばいて行くしか
無かったですね。
こうしてライブハウスと契約を交わした僕達はチケットを作ったり
フライヤーを作ったりと忙しい日々を送りました。
ここでもU君の特攻隊長ぶりは見事なもので
どんどんチケットが売れていく(笑)
いったいどんな方法を使っているんだ(笑)
こうして「ライブをする」という行為でも
こんなに準備が必要なんだな〜と痛感した千本松でした。
チケットやライブ告知(宣伝)と平行して
バンド練習も倉庫で行いました。
対バン方式でU君がリーダーのパンク一直線バンドと
ラルクやグレイ等、J-POPコピーを中心としたO君リーダーバンド。
※対バン=一つのライブスペースで順番に一緒にライブをやる事。
千本松のポジションはと言うと、U君バンドはもちろん
O君バンドにも混ぜて頂ける事に(笑)
もちろん覚える曲数も倍ですから必死でしたよ!
でも楽しかったし、苦労したという感じは一切感じませんでしたね!
学校が終わってからはみんな倉庫に直行。
外が真っ暗になるまで練習を重ねました。
今思うとリハ代が掛からない場所がある、という事で
かなり恵まれていましたね!
チケットはU君の奮闘もありかなりの数が売れました(笑)
そしてライブ当日を迎えるのです。
文化祭で演奏した時とはまた違う空気。
お客さんはほぼ学校の友達だったが、中には知らない人もちらほら。
おまけに中は薄暗いし。「だ、だいじょうぶかな〜」と千本松は弱気に(笑)
でもライブが始まってしまうと体感的には「あっ!」という間に終わって
しまいました。
それだけ楽しかった、という事ですね。
今思えばお客さんの楽しみより自分達の楽しさを優先してた、という
ひどい内容なんですけどね。
(J-POPのコピバンとパンクバンドを対バンさせるなんて・笑)
そうこうしているうちに千本松の2回目のライブは幕を閉じました。
U君も楽しかったのか。定期的にやろうと!特攻隊長発言!
いや!実にリーダーっぽい!(リーダーにした覚えは無いけど・笑)
これは今も変わらないのですがライブをやるって凄い勉強に
なるんですよね。楽器の演奏の仕方はもちろん、見せ方とか・・・etc
そんなこんなで定期的にライブをやるようになった千本松。
ギターの腕もバリバリ上達して行きました。
(もちろん倉庫ではバンド練習、家では個人練習の毎日。)
そんなこんなで時は流れ〜
高校2年のクラス変え
千本松は更にとんでもない奴と出会うのです。
つづく〜
今日が終われば土日。みんながんばれzzz byぽんず |
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