戦場での出来事(番外編その2)

こんばんは。今日もダラダラ更新して行きたいと思います。

基本的に僕が通っていた学校は1コマ90分(確か)
1年目は授業の選択の余地はなく基本的に全てを受講するスタイル。
なので拘束時間も9:00〜18:00ぐらいと
結構長めでしたね。
でも僕個人の感想としてはどのカリキュラムも音楽をやる上では
欠かせない物でしたね。(今でもそう思います。もう一度受講したいと思う物もあったり・笑)

これまで独学で音楽を続けてきた千本松。
感覚でやってきた事もあったので苦手だったのは音楽理論。
しかも僕のマイ楽器はギター。ギタリストってあまり五線譜読まないんですよね。
読んできたのはTAB譜かコード譜。音楽理論は五線譜中心に授業が進んで行く
訳です。(当たり前ですけど。)
最初はギター片手に受講してましたけど、そもそもギターと五線譜のシンクロ率が
低い千本松。付いて行く事も必死でしたね。
その逆でジャズ理論は講師がギタリストという事もあって
実に解りやすい!ジャズ理論と音楽理論は通じる所も多々あるので
ジャズ理論で理解して音楽理論で理解し直す、なんて場面も多々ありました。
そもそも友人の中には音大卒業してからこの学校に来ている人もいて
その人達は飲み込みが早い早い。
こんなのでプロになれるのか。。。と常に不安に感じていました。
でもその不安を消す事って結局努力しか無かったんですよね。
たぶん人が「1」やった内容を僕は「2〜3」やってきた自信があります。

後は周りの友人がピアノや弦楽器(ヴァイオリン等)が多かった中
ギタリストって意外と人数が少なくて。
僕含め数人だった気がします。
これが後々課題にも音楽人生にも役立って来るわけなんですけど。
特に僕はベースもかじっていたので
生楽器系の課題が与えられた時はギターとベースはほぼレコーディングして
提出していましたね。
クオリティもありますが何より制作スピードが早い早い。
今は打ち込みでも楽な時代になりましたけど
当時はベースのグリッサンドを入れるのに
高速ピッチベンドで半音づつ書いてましたからね!
ギターの打ち込みなんて考えたくもない。。。
まぁ、そんなんじゃダメだと言われ無理やり生ギターを封じられた
時期もありましたけど(笑)

前も書きましたが課題の量が半端じゃなく多いので
いかにスピーディーにクオリティを落とさずに制作する事が
肝だったわけです。
しかもギター&ベースって楽曲ではほぼ使用される楽器。
その辺りで僕は得をしていましたね。
でも、オーケストラの楽曲等では通用しませんでしたけど。。。

とにかく友人(ライバル)達がすごく出来る人達だったので
プレッシャーの毎日でした。
でも、月日が流れると「課題制作が間に合いませんでした」とか
課題未提出者が増えるようになりました。
また、提出はしてるけど明らかにクオリティが低かったり。
そしてそのまま学校に来なくなる、という友人を何人も見てきました。
心配で電話すると「今パチンコ屋にいる・笑」という友人もいたり(笑)
そういう人たちとは今ではライバルではなく友人として付き合いが
続いてたりもします。

でも今思うとこれってプロになってからも通じる物が多々あるんですよね。
短時間での無茶ブリなんて当たり前ですし、一度に大量の制作を依頼される事も
しばしば。きっと講師陣も現役のプロの方々だったから
この辺りも考えていたんでしょうね。(そう思いたい!)

上で努力でカバーしてきた、なんて書きましたけど
その無理がたたって倒れた事もありましたね。
オーケストラの課題が終わって友人宅で打ち上げをしていた時
トイレに立ち上がったらフッと気が抜けてバタリ、と。
結果、過労と風邪の併発で倒れたのは貧血らしかったのですが
救急車にのる所までしか覚えていない(笑)
気がついたら病院のベットの上。
あの時は関係者各位、多大なるご迷惑をお掛けしました(涙)

でもこれで自分の限界値という事も学べました。
これ以上やったらやばい。ここは寝よう。等今も役にたってます(笑)
そもそもそこまで追い詰められる事って今ではあまり無いですけど。

そんなこんなでライバル達が減ってきても気が抜けない
毎日を送りました。
結局、分母が減っても単位を貰えなかったら意味が無いですからね。

残った面子の中で「音楽は音ゲーだけ。バンドも未経験」という
学校に来て音楽を本格的に始めた人もいました。
その彼、今はプロになってバリバリ制作の場で活躍していますよ!
向いているとか才能がある、という話は置いておいて
音楽を始めるのに年齢もキャリアも関係無い、と声を大にして言いたい!
これは冗談でも何でもなく本気で音楽をやりたい!と思ったら
やったらいいじゃないですか。
今の時代、自分が演奏できない楽器はコンピューターが助けてくれます。
つまり、どうにでもなる、という事です。
何から始めてみたら良いかわからない、そういう人は
千本松のレッスンに・・・(略
とにかく!本気で音楽に取り組みたい人を千本松は精一杯応援します!

音大卒で個々の音楽能力は高いけど
作曲出来ない人なんてゴロゴロいますし、自分のキャリアを批判するのは
今日でやめにしましょう!
大切なのは「これから何をするか?」です。
(そういう千本松も音大卒の友人に引け目を感じていた時期もありました・笑)

自分も苦労した身なので
そういう人たちがいたら本気で応援したい!
質問・疑問で僕に答えられる事ならTwitterのDMや
レッスンの問い合わせフォームでも良いです。
是非是非ご連絡下さい!
プロになれるのに「プロにならない」と自分で選択しちゃうのは
もったいないです。

と、熱くなってしまった(笑)
けど伝えられたい事は伝えられた!

次あたり本編に戻れるかな。

つづく〜



ぽんずも応援します byぽんず






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